COL(1) — UNIX Programmer’s Manual
名称
col − 逆方向への改行のためのフィルタ
形式
col [ −bfh ]
解説
col は、 標準入力を読み取り、標準出力へ出力します。 col は、 逆方向への改行(ASCIIでESC-7)と 順方向および逆方向への半改行(ESC-9とESC-8)によって 意味される行のオーバーレイを遂行します。 col は、 特に nroff の‘.rt’コマンドを用いて作られた複数の欄がある出力や tbl(1) プリプロセッサの使用から結果として得られた 出力をフィルタする場合に有用です。
col は、 その入力に含まれる半行の動きを受け付けますが、 通常は出力時にそれらをそのまま出力することはありません。 代わりに、 行間にあるテキストは、 下にある次の完全な行境界まで移動させられます。 この取扱いは、 −f (fine)オプションによって抑制することができます。 その場合、 col からの出力には、 順方向への半改行(ESC-9)は含まれますが、 いずれの種類の逆方向への行の動きは含まれません。
−b オプションが与えられた場合には、 col は使用されている出力デバイスが バックスペースを行うことができないものであると見なします。 その場合、 いくつかのキャラクタが同じ場所に現れるようであれば、 最後に読み取ったキャラクタだけをとります。
制御キャラクタ SO(ASCIIコード017) および SI(016) は、 代替キャラクタセットでテキストを 開始および終了するものとそれぞれ見なされます。 読み取られる各印字キャラクタに対応する キャラクタセット(主要と代替)が記憶されています。 出力時には、 各キャラクタの正しい取扱いを維持する必要がある箇所には SO および SI キャラクタが生成されます。
−h オプションが与えられた場合には、 col はスペースをタブに変換して印字(表示)時間を短縮します。
スペース、バックスペース、タブ、復帰、復帰改行、 ESC(033) (後ろに7、8、9、SI、SOのうちの1つが続いたもの)、 および VT(013) 以外の制御キャラクタは、 すべて入力から除去されます。 VTは、 他のいくつかのハードウェア規約との互換性を保つための、 逆方向への改行の代替形です。他の印字不可能なキャラクタはすべて無視されます。
関連事項
バグ
128 行を越えるとバックアップできません。
1行には、バックスペースも含め 800 キャラクタまでです。
NEWS-OSRelease 3.3